YouTube 文字起こしをコピーする方法:パソコンとスマホ別の手順
ZensNote editors · · 8分で読めます
YouTube 文字起こしをコピーする方法:まずは結論
YouTube 動画の文字起こしをコピーしたいなら、必要な機能は YouTube にもともと備わっています。字幕のある動画には「文字起こしを表示」ボタンがあり、押すと字幕の全文が1行ずつパネルに表示されます。あとはテキストを選択してコピーし、作業先に貼り付けるだけ。拡張機能や外部サイトは必要ありません。
ただし、パソコンとスマホのアプリでは手順が違いますし、貼り付けたテキストはそのままだと読みにくいものです。各行にタイムスタンプが付き、行は短く途切れ、自動字幕には聞き間違いも混ざります。このガイドでは、文字起こしの見つけ方、パソコンでのコピー、スマホでの取り出し方、テキストの整え方、そして文字起こしがない動画への対処法を順番に説明します。
最初に確認しておきたいことがひとつあります。文字起こしがあるのは、字幕のある動画だけです。字幕は投稿者がアップロードしたものか、YouTube が自動生成したもののどちらかです。講義、チュートリアル、講演、解説動画のほとんどには字幕があります。プレーヤーで字幕(CC)をオンにできるなら、ほぼ確実に文字起こしも開けます。
そもそも、なぜコピーするのでしょうか。文字起こしは検索できるので、覚えている一文を、動画をあちこち再生し直さずに見つけられます。引用もできるので、レポートや論文、スライド作りに役立ちます。そして多くの人にとって、見るより読むほうが速いもの。30分の講演も数ページのテキストなら5分で目を通せて、全編を見る価値があるかどうか判断できます。
パソコンで YouTube の文字起こしをコピーする方法
いちばん簡単なのはパソコンです。文字起こしパネルのテキストを普通に選択できるからです。以下の手順は、youtube.com を開ける最近のブラウザならどれでも使えます。
ちょっとしたコツが2つあります。まず、パネル内で Ctrl+A や Cmd+A を押さないこと。たいていコメント欄も含めてページ全体が選択されてしまいます。また、長い文字起こしでドラッグが途中で止まったら、そこまでをコピーして貼り付け、最後に取れた行から続きを選択しましょう。1時間の講義なら2〜3回に分けることもあります。
- youtube.com で動画を開き、読み込みが始まるのを待ちます。
- 動画の下にある概要欄(末尾に「...もっと見る」とある部分)をクリックして開きます。
- 概要欄のいちばん下までスクロールし、「文字起こしを表示」をクリックします。動画の横、またはウィンドウが狭い場合は動画の下にパネルが開きます。
- 必要に応じて、パネル上部の三点メニューを開き、タイムスタンプの表示を切り替える項目を選んで時刻を非表示にします。コピーしたテキストがずっとすっきりします。
- 複数の言語の字幕がある動画なら、パネル下部の言語メニューで使いたい言語を選びます。
- 最初の行の少し手前をクリックし、押したまま最後の行までドラッグします。ドラッグに合わせてパネルがスクロールします。長い動画では数秒かかります。
- Ctrl+C(Windows)または Cmd+C(Mac)を押し、文書やテキストエディタに貼り付けます。
スマホで YouTube の文字起こしを見る方法
iPhone や Android の YouTube アプリでも、文字起こしの場所は同じです。動画のタイトルか概要欄をタップして開き、下にスクロールして「文字起こしを表示」をタップします。動画の下にパネルが開き、どの行をタップしてもその場面に動画が移動します。見ながら文字起こしを確認したり、必要な部分を探したりするのに便利です。
難しいのはコピーです。ほとんどのバージョンのアプリでは、文字起こしの行は読めても選択できないため、コピーのしようがありません。次の2つの方法が役立ちます。
- アプリではなく、スマホのブラウザを使います。youtube.com で動画を開き、ページをパソコン版の表示に切り替えます(Safari ではアドレスバーの「ぁあ」またはページメニューから「デスクトップ用Webサイトを表示」、Android の Chrome では三点メニューの「PC版サイト」にチェック)。あとはパソコンの手順どおりに進め、長押ししてドラッグで選択します。
- リンクを自分に送り、あとでパソコンで文字起こしをコピーします。数分を超える動画なら、小さな画面で選択ハンドルと格闘するより、たいていこちらのほうが早く済みます。
YouTube 動画の文字起こしを読みやすく整える
字幕のテキストは画面で見るためのもので、文章として読むためのものではありません。数語ごとに改行され、自動字幕では句読点が抜けがちで、人名や専門用語は聞き間違えられます。数分かけて整えれば、ちゃんと読めて引用もできるテキストになります。
まずは書式付きの文書ではなく、テキストエディタに貼り付けましょう。見えない書式が取り除かれ、検索と置換も思いどおりに動きます。
架空の生物学の講義を例にします。そのまま貼り付けると「0:42 今日は クエン酸 0:44 回路について 見ていきます これは 0:46 ミトコンドリアで 起こって」のようになることがあります。タイムスタンプを隠し、行をつなげ、句読点と表記を直すと「今日はクエン酸回路について見ていきます。これはミトコンドリアで起こる反応です。」となります。言葉は同じでも、これなら流し読みも検索も引用もできます。
- タイムスタンプを消す。非表示にし忘れたなら、たいていはタイムスタンプを隠してからコピーし直すのがいちばん早い方法です。
- 途切れた行をつなげる。改行を取り除いて文をつなげ、話題が変わるところで自分で段落を分けます。
- 人名や専門用語を直す。自動字幕は固有名詞を推測で書くので、話し手の名前、製品名、重要な用語を検索し、全体を通して修正します。
- 大事なところに句読点を入れる。完璧な文章にする必要はありませんが、句点や疑問符があるだけで格段に目で追いやすくなります。
- 聞き取れなかった部分に印を付ける。推測で埋めるより[不明]などと書くほうが安全です。引用するつもりならなおさらです。
- 出典を書いておく。動画のタイトル、チャンネル名、リンクをファイルの先頭に残しておけば、引用するときや、もう一度探すときに困りません。
YouTube の文字起こしをダウンロードするボタンはある?
視聴者向けにはありません。YouTube は文字起こしを表示しますが、自分のものではない動画にはダウンロードボタンがありません。だからこそ、コピー&ペーストが定番の方法なのです。貼り付けたあとは、エディタが対応している形式でファイルとして保存できます。
自分の動画なら話は別です。YouTube Studio の「字幕」セクションでは、チャンネルの所有者が、自動生成されたものも含めて字幕トラックをファイルとしてダウンロードできます。いちばんきれいに文字起こしを入手できる方法なので、自分の講義やウェビナー、チュートリアルにはこちらを使いましょう。
あとで時刻が必要になりそうなら、たとえばある論点が語られた正確な場面を引用したいなら、タイムスタンプを表示したバージョンもコピーして両方保存しておきましょう。タイムスタンプは読むには邪魔ですが、動画のその場面に戻るときに役立ちます。
どんな動画であれ、文字起こしは投稿者の作品だということを忘れずに。個人の勉強や研究メモのため、あるいは出典を明記した短い引用のためにコピーするのは一般的な使い方です。他人の文字起こしを丸ごと自分のコンテンツとして公開するのは違います。
文字起こしがない場合の対処法
概要欄に「文字起こしを表示」がなければ、その動画にはほぼ確実に字幕がありません。一部のミュージックビデオ、投稿されたばかりの動画、自動字幕をオフにしているチャンネルでよくあることです。次の方法を試してみましょう。
- プレーヤーを確認する。字幕(CC)ボタンがない、またはグレーになっているなら、取り出せる字幕はありません。
- 新しい動画なら少し待つ。自動字幕は動画の公開後しばらくしてから表示されることがあり、ライブ配信のアーカイブも処理が終わってから字幕が付くことがよくあります。
- 別のバージョンを探す。カンファレンスの講演や講義は複数のチャンネルに投稿されていることが多く、そのどれかに字幕があるかもしれません。
- 投稿者に頼む。アクセシビリティの向上にもなるので、視聴者から頼まれれば字幕を付けてくれるチャンネルは少なくありません。
- 動画に載っているリンクを確認する。概要欄にスライドやショーノート、講演を文章にしたものを載せている投稿者もいて、文字起こしより役立つこともあります。
- 手でメモを取る。短い動画なら、一時停止しながら要点を自分で書き出すほうが、どんな回避策より早いことがよくあります。
ZensNote で文字起こしからノートへ
多くの場合、文字起こしそのものが目的ではありません。知りたいのは動画で何が語られているか。要点を残して、あとで勉強したいのではないでしょうか。それなら、ZensNote でコピーと整形の手間を省けます。アプリで「新規ノート」をタップし、「リンク/動画」を選んで YouTube のリンクを貼り付けるだけ。動画の字幕をもとに、見出しと要点で構成されたノートとマインドマップを作ります。字幕のテキストはノートの別のタブに残るので、話し手の正確な言葉を確認でき、同じノートからフラッシュカードやクイズも作れます。
制限は YouTube と同じで、動画に字幕が必要です。ライブ配信、ショート動画、字幕のない動画はノートにできません。その場合は、前のセクションで紹介した手作業の方法を使ってください。
よくある質問
YouTube で文字起こしを見るには?
動画を開いて概要欄を展開し、下のほうにある「文字起こしを表示」をタップまたはクリックします。動画の横か下にパネルが開き、文字起こしが表示されます。ボタンがなければ、その動画には字幕がありません。
iPhone や Android で YouTube の文字起こしをコピーできますか?
YouTube アプリでは簡単ではありません。文字起こしの行はたいてい選択できないからです。スマホのブラウザで動画を開いてPC版サイトに切り替え、そこでテキストを選択するか、あとでパソコンでコピーしましょう。
タイムスタンプなしで YouTube の文字起こしをコピーするには?
選択する前に、文字起こしパネル上部の三点メニューを開き、タイムスタンプの表示を切り替える項目を選びます。時刻が消え、言葉だけをコピーできます。
YouTube 動画の文字起こしはダウンロードできますか?
視聴者が直接ダウンロードすることはできないので、コピーしてファイルに貼り付けます。チャンネルの所有者なら、YouTube Studio の「字幕」セクションから字幕トラックをダウンロードできます。
文字起こしに間違いが多いのはなぜ?
ほとんどの文字起こしは自動字幕から作られていて、人名、専門用語、なまり、重なった発言を聞き間違えることがあります。投稿者がアップロードした字幕は、たいていもっと正確です。何かを引用する前に、重要な用語を検索と置換で直しましょう。